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2024年4月18日

エストニア・スモークサウナ

『エストニア・ヴォル地方のスモークサウナの伝統』が
UNESCO無形文化遺産に登録されてます。

 

  

 

ヴォル地方では、住人が自宅のサウナを作ることが当たり前だといいます。

建築方法の他、入浴方法、儀式の内容なども各家庭独自のものがあり
それぞれに代々受け継がれているそう。

 

 

サウナは神聖かつ衛生的な場所で出産や看取りなど行なう場所でもあり、

『唯一のおもてなし』として占領下でも差別なく利用させたという

エピソードも残っているそうです。

 

 

 

 

『地中スモークサウナ(アースサウナ)』

昔は木材が貴重な上に加工も重労働だった為、

丘や土手の斜面などを活かして作られるサウナ。

 

 

『鍛冶屋さんと敷地内のスモークサウナ』
薪を用意する鍛冶屋と、多くの薪を使うスモークサウナとは当然の組み合わせだとか。

 

 

 

 

無形文化遺産の活動拠点『ムースカ・ファーム』

燻製用のサウナや入浴用サウナがあり、

ヴィヒタ(白樺の枝葉を束ねたもの)も自家製

 

 

 

 

 

『サウナの聖地』
石や地面に触り、希望や願いを胸に浮かべながら

周囲の木の枝に赤い糸を結ぶという祈りがあるそうです。

 

 

礼儀・作法のみならず、家族や来客へのもてなし、
信仰や自然への感謝の心などが受け継がれています。

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